本気と真剣のユーモア研究⁉
先日、スエーデンのストックホルムで発表されたノーベル賞・・・
今年はノーベル平和賞に「日本原水爆被害者団体協議会」が核兵器廃絶を訴え続けている活動に対し受賞。
かつて i p 細胞の発見で京都大学の山中伸弥教授がノーベル医学賞を受賞しているのは、皆様もご存じの通りですぅ⤴
私が、毎年興味をもっているのが『イグノーベル賞』です。
これは、正式なノーベル賞の約1ヶ月前に発表される、「人々を笑わせ考えさせる研究」に対し授与される賞です。
『イグノーベル』は、「下品な」とか「不名誉な」の「ignoble」と「ノーベル(Nobel)賞」をかけたダジャレで、ノーベル賞のパロディー版として、アメリカの科学雑誌が1991年に始めました。
イグノーベル賞の選考基準は、「人を笑わせ、しかも考えさせる」もの。そして、「真似ができない、真似すべきでない」もの。最後にもうひとつ「目を見張るほどバカげているが、刺激的でなければならない」・・・が、非公式基準になっているそうです。(笑)
授賞式は、アメリカのマサチューセッツ工科大学で行われているそうなので…実は、格調高い賞なのかもですっ👍
今年の受賞は⁉
世界から、日本人は生真面目…と思われているようですが、世のためになる(かも)?そして何故だろう!?と疑問に思う事を、バカげていても本気で真剣に研究・調査しちゃうのも日本人の特徴なのかもしれません!? (笑)
今年も18年連続で、日本人が受賞しました🎵( ^ω^)・・・おめでとう🎶👏
ブタなどの動物に「お尻から呼吸する能力がある事を発見した」として、東京医科歯科大学と大阪大学で教授を務める、武部貴則さん達の研究チームが「生理学賞」を受賞しました。👏
研究チームは、肺による呼吸が難しい状態になったブタの腸に、高濃度酸素を含んだ特殊な液体をお尻から送り込んだ結果、どの動物も血液中の酸素濃度が大幅に増えたそうです。
特に、ブタでは一定の条件のもとで、呼吸不全の症状が改善する…という研究結果が得られたと言う事です。
研究チームは「多くの哺乳類にお尻から呼吸する能力がある事を発見できた!」とのこと。
コロナの重傷者がエクモ(ECMO)の人工心肺装置が使用できずに悲しい結果を耳にした方も多いと思います。
個人的には、近い将来エクモ以外の治療手段が開発されることを、心から願い応援(何も出来ませんが💦)しています!!! がんばって下さい~🎶
イグノーベル賞のご褒美は!?
賞金は『10兆ジンバブエ ドル』…限りなく0円に等しいのだそうですぅ(笑)
ハイパーインフレにより、価値がなくもちろん換金もできない笑える記念品。それとトロフィー、賞状だそうです。
ちなみに、楽天市場で新品のジンバブエ ドルが 5,500円で購入できるようです。(在庫・購入価格は変動します)
いつの日か、日の目を浴びるかもしれない貴重な研究成果で、どこかで?何かで!?役に立つ参考資料となるかもしれない、今年のイグノーベル賞に惜しみない拍手を送りたいと思います。👏👏👏
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